システム内容
①ディテクタ一式（本体、充電式バッテリー、GPSセンサー2種、Bluetoothアダプタ）
・ガンマ線を検知してデジタルデータに変換し、タブレットへは無線でノートパソコンへは有線で
データを送ります。
・高感度２インチNaI(Ｔｌ)シンチレータにより、正確な放射線量を素早く測定することができます。
・ディテクタのアナログ入力端子にTCS-172B等のアナログ出力を接続すれば、
同時に測定しそのデータをグラフに表示することができます。
・ディテクターは線量率の簡易校正済みです。
※簡易校正とは、測定器の精度をおおよそ５％以内に収めるために行う校正作業です。
ガンマ線（Cs137）の標準線源を測定器に照射し、表示される測定値を記録し、
その結果により測定器の補正値を設定します。
・オプションで証明書付きの線量校正が可能です。
JCSS認定を受けた校正施設で行い、測定器の精度が５％以内に収まっていることを証明する、
校正結果の証明書が発行されます。
②Ｗｉｎｄｏｗｓノートパソコンおよびアプリケーションソフト
・測定データの取得、保存、加工、公開などを行うためのパソコンです。
ＯＳはＷｉｎｄｏｗｓ７です。
・測定データはダータベース（PostgreSQL/GIS）に格納。
時間、線量、位置等の自由な検索および加工・解析が可能です。
・ノートパソコンにはＷＥＢサーバ機能があり、LANおよびインターネットを通して
任意でデータ共有が可能です。
・ディテクターとUSB接続して測定ができます。
・ノートパソコンでの測定画面（それぞれの画面サイズは調整できます）
線量率、スペクトル、地図の画面にリアルタイムな測定データが表示されます。
線量率の色分けは変更可能です。
・表示されている画面内容を印刷することができます。
Ａ４横 印刷画面
Ａ４縦 印刷画面
③Ａｎｄｒｏｉｄタブレット（Neｘus7）およびアプリケーションソフト
・ディテクタからのデータを無線（Bluetooth）で取得し、線量率とスペクトルデータが表示されます。
・測定データを地図に表示しながら測定することもできます。
空間線量率による色分けや数値表示もできます。
・タブレットのＯＳはAndroidです。
・タブレットにはアラーム機能があり、ディテクタからのデータを取得できないなど、
測定が正しく行われなくなった場合に警報音を鳴らすことができます。
また、任意で設定した放射線量を上回る放射線量が検出された場合に、
警報音でお知らせすることができますので、子供たちがよく遊ぶ公園や学校施設、
通学路等のホットスポットの検出にも役立ちます。
（アラーム機能はノートパソコンにもあります）
・タブレットのカメラで線量率と位置・時刻情報が入った写真撮影が可能です。
・写真の上部に線量率、位置情報（緯度・軽度）、西暦/月/日 時刻情報が入ります。
・データをインターネット経由で送信して、リアルタイムのデータ送信が可能です。
④収納バッグ
・専用の測定用バッグです。
測定に必要な機器が一式納まります。
・肩掛け、手持ちのほか車のヘッドレストへの装着が可能です。
・車に搭載する場合はヘッドレスト用ベルトがありますので、簡単にヘッドレストに取り付ける事ができます。
乗用車ではディテクタの位置が地上より、９０ｃｍ～１ｍ程度の高さになります。
⑤ハードケース一式
・世界で最も衝撃性能が高いと言われるPELICAN製ハードケースです。（全体ボックスを除く）
その衝撃性能・防水性の高さから、米軍・警察など世界中のプロフェッショナルが正式採用しています。
驚異的な強度と機密性で、ディテクター・タブレット・ノートパソコンを水や埃、衝撃から守ります。
・ディテクターをハードケースに入れたまま測定することができます。
⑥アダプター、ケーブル一式
・タブレット端末および充電式バッテリーは付属のUSB充電用ACアダプタに付属のマイクロUSBケーブルを
接続して充電します。
アダプタとケーブルは２セットありますので、タブレットとバッテリーを同時に充電できます。
・ディテクターとノートパソコンで測定する場合はUSBケーブルで接続します。
GeoGamma220基本セット内容①～⑪
①GeoGamma220ディテクター本体(GPSセンサー2種類、Bluetoothセンサー付属)
②Windowsノートパソコン（Windowsアプリ設定）
③Androidタブレット（Androidアプリ設定）
④専用収納バッグ
⑤ハードケース一式（ディテクター用、タブレット用、ノートパソコン用付属）
⑥アダプター・ケーブル類一式
⑦充電式バッテリー
⑧車載用ホルダー・AC/DCコンバーター
⑨取扱説明書および販売証明書
⑩線量率の簡易校正
⑪一年間のハードウェア保証
オプション⑫
⑫校正成績書付きのJCSS線量率校正